宮崎風俗求人
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私が丸山という男に知り合ったのは18歳の時でした。
彼は私がヘルスで働いていた時のお客さんで、とにかく凄い男前でした。彼はVシネなどに出ている役者で、私は丸山の事をすぐに好きになって、いつしか一緒に住むようになりました。“男前+役者”というものに、魅力を感じていたのは確かです。
一緒に住んでしばらく経ったある日、丸山は唐突に私に言いました。
「お前、歌手にならない?」
そんなこんなで私は丸山の事務所のマネージャーである飯塚という男を紹介され、喫茶店でお茶をしました。飯塚は私を絶賛してくれ、「必ず日本を代表するアーティストに育てる」と断言してくれました。それまで日の当たる場所に縁が無かった私は、天に昇るような心地で飯塚の話を聞きました。
そして、飯塚は私をアーティストにする条件を一つ出してきました。
「デビューの支度金として800万。これさえ用意してくれれば、すぐにでもデビューさせる」
18歳の小娘にとって、800万は大金です。さすがの私も不審に思いましたが、丸山の「大丈夫。俺もついてるから。絶対デビューしような」という言葉に、私は頷いてしまったのです。
その日から私は、ヘルスでの勤務を増やし、朝も夜も無く働き続けました。稼いだお金はすぐさま飯塚の口座へ送金し、私は働いていない時間は寝ている、というような生活を続けました。
そして、そんな生活が続いたある日、丸山は私に「千葉のソープランドで働けるようにしといたから、明日からそこで働こう」と言いました。何でも、あまり長い期間同じ店にいると、デビューした時に風俗嬢だった事がバレるという理由でした。そういう事であればと私も承諾し、翌日から千葉のソープに移籍し、同じような生活を続けました。
送金額が200万を越え、さすがの私も「これって、騙されてるんじゃないか?」と思いました。なにしろ飯塚とは一度会ったきりで、電話ですら喋っていなかったのです。それを丸山に告げると、「馬鹿。飯塚さんは忙しいんだ。俺だって滅多に会えないんだぞ」と言いつつ、飯塚にアポイントを取り、面会のセッティングをしてくれたのです。